現実を見つめる・妄想に浸る

現実を見つめ、憤慨する

きれいな部屋を取り戻すために、現状を把握することから始める。購入時の図面を引っ張り出してトレースし、現在の状態を書き込んでいく。少し変形した長方形の間取り、広さは5.5畳分あるはずと思っていたが図面を見ると4.8畳……10年間気が付かなかった。

ここに棚が5個、CDラックが1個、事務机が1個、小机が1個収まっている。 こうやって書きだすと、こんなに入るものなんだと思うが、実際に格納されている。図面と現況が異なる場合は現状を優先します。 棚を真ん中に配置し、4.8畳の部屋に廊下ができるという斬新なコーディネイトにアレンジされている。人間立って半畳、寝て1畳という言葉があるが、この部屋はそれを体現しているといっても過言ではない。 そこに書籍やPCなど詰め込んだ結果が下の写真。

あふれかえった書類やら、書籍やら、物たちが廊下を占領して足の踏み場もない。まるで侵入を拒んでいるようにも見える。35年間のローンを組んで、63才になるまで返し続けなくてはいけない。この部屋にだって広さの割合で計算したら数万円は支払っているようなものだ。その主に対して最低の態度ではないだろうか。一通り憤慨したところで、現状把握終了。

イメージトレーニング

次にきれいになった部屋で何をするかイメージトレーニングをする。
何の苦労もなく入れる書斎。
椅子に座ってゆっくりとできるスペース。
すぐに取り出せる資料で精力的にコラムを書いたり、
部屋で英会話や資格の勉強をしたり、
DJのデモテープを作ったり……。
すごく気持ちが高ぶってくる。あれもしたい、これもしたい、もっとしたい、もっともっとしたいと思っていたことができるようになるだけでなく、思ってもいなかった様々なことが出来るようになる気がする。この部屋を片付ければ、空も飛べるはず。気力とやる気が湧いてきた。よし!片づけの準備をしよう。
<続く>



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です