現実を見つめる・妄想に浸る

現実を見つめ、憤慨する

きれいな部屋を取り戻すために、現状を把握することから始める。購入時の図面を引っ張り出してトレースし、現在の状態を書き込んでいく。少し変形した長方形の間取り、広さは5.5畳分あるはずと思っていたが図面を見ると4.8畳……10年間気が付かなかった。

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ポパイになりたくて(秋の日本・味わいの秋編)

開けたほうれん草の缶詰に詰められてた
茹でられたほうれん草を3つの料理で味わう

・素材の味を素直に味わう:そのまま
・ごまの風味がいい感じ:ごま和え
・鰹節をかけて醤油かけて:おひたし風

ごま和えについては一番間違いなくできる
「ごま和えの素」を使用した

まずはそのままで味わってみる
缶詰から取り出してそのまま皿に盛りつけた一品
素材の味を楽しめる料理
 

口の中で歯ごたえを残さずにスーッと溶けるように
消えていく
要するに茹ですぎたほうれん草の味そのままだ

次にごま和えで味わってみる
ごまの風味が食欲をそそる一品
香りだけで楽しめる料理
 

ごま和えの素がおいしい
ほうれん草はごまと絡む前にスーッ消えていってしまう

最後におひたしで味わう
日本の代表的な調味料醤油と鰹節を絡めた一品
間違いようのないゴールデンコンビが奏でる料理
  

ほうれん草は早くに消えていき
鰹節と醤油が残る
これはこれでおいしいことはおいしい

ほうれん草の缶詰をおひたしのように食べることはお勧めできない
すでに茹ですぎているから口の中で溶けてしまう
やっぱり「ほうれん草」自体の調理法が
日本とアメリカで違うのだろうと思う

実際の缶詰をポパイのように握り潰して開けたら
ほうれん草の煮汁が飛び散って大変なことになるだろうと思う

近所のスーパーでほうれん草を買ったら198円だった
缶詰に比べると高い気がするが
こっちの方がおいしく調理できる

残った缶詰のほうれん草をカレーに入れて煮込んだら
とてもおいしいほうれん草カレーになりました

ほうれん草の缶詰は
煮込んでカレーとかシチューとかに向いているのかと思う

結局ポパイにはなれませんでしたが
ごちそうさまでした

ポパイになりたくて(もう秋の日本編)

社員旅行でグアムに行ってから
早いものでいつの間にか9ヶ月も経っている
忙しかったりだらけていたりで半年以上も経っていた
季節はもうすぐ秋になろうとしている

その間「ほうれん草の缶詰」は
家のキッチンにポツンとおいてあった
うっすら埃が積もっている

人間未知の物には無関心を装うという
自分も妻も存在には気がついていたが
見ないふりをするようにこの9ヶ月を過ごしてきた気がする

グアムのあの日から月日も経ちもうすぐ自分も32歳になる
その前に「ほうれん草の缶詰」の謎は片付けて
晴々と32歳を迎えたい

秋分の日で連休の今日、ついに「ほうれん草の缶詰」を開けてみる
ポパイになるのだ!ポパイになるのだ!

というわけで缶切りで開ける
イージーオープン缶ではないので缶切りが必要だ
缶切りなんて滅多に使わないので
少しさびているが何とか切れそうだ

9ヶ月の経っているが賞味期限は来年なので
問題はない
少しずつ缶が開いていく。

どんな形でほうれん草が詰められているのか
期待が高まる
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もう既に茹でられているようだ
1缶に結構な量のほうれん草が入っている
そういえば缶を持ったときずっしり重い感じがした

とりあえず、このほうれん草を次の3つの調理方法で
いただこうと思う
・素材の味を素直に味わう:そのまま
・ごまの風味がいい感じ:ごま和え
・鰹節をかけて醤油かけて:おひたし風

とりあえずほうれん草の缶詰についてはよく分かった
次はほうれん草自体を味わってみることにする