コシャリは土曜の昼飯・部活帰りの味

エジプトの伝統的な大衆料理にコシャリという食べ物がある。エジプトの国民食と言っても過言ではないらしい。パスタ、マカロニ、ご飯、レンズ豆にトマトソースやオニオンフライなどをトッピングした料理だ。このように紹介しただけでも、いかにもジャンクフードと
言った感じで、とても美味しい。

数センチくらいに短くされたパスタと1cmに満たないくらいに細かくされてたマカロニに
少し固めのご飯が混ざっている。その上にオニオンフライを乗せ、トマトソースをかけて
出来上がりだ。

自分はエジプトに入り猛烈な乾燥と暑さで、食欲が無くなったがコシャリは食べられた。お店によっては、そのコシャリに辛味オイルをかけたり、さっぱりとレモン汁をかけたりする。カイロに着いた夜、泊まったホテル前の広場でデモが開催されていた。

そのため、広場を横切って移動することができず、ホテルの裏側のお店に食事に行くことにした。デモを警備する機動隊が乗る装甲車の横を通る、機動隊員たちがにこやかに「日本人か?」と、話しかけてくれる。挨拶をしながら明るい通りに出た。その通りは秋葉原のような電気街で、テスターや100m巻きLANケーブルなどは売っているが、どうにもレストランが少ない。あんまり選択肢がないので、どこでもいいやと入ったレストランがコシャリ専門店だった。

そこで初めて食べたのだが、何となく懐かしいようなジャンクフードで、ついつい、はまってしまった

小学生の頃、午前中で授業が終わり、帰って食べた昼飯の様な。部活帰りにお腹が空いたので食べたおやつの様な。そんな昔の思い出が頭をよぎる。そんな料理だ。

あの頃はいくらでも食べられたの、いまは中サイズのコシャリでお腹いっぱいになる。20年以上の年月は結構大きいのかもしれない。首都のカイロで7エジプトポンド=105円。王家の谷があるルクソールでは5エジプトポンド=75円。ダムで有名なアスワンで6エジプトポンド=90円と大体どこでも100円前後で食べられる。

日本でも中学校や高校の近くで、部活帰りの学生をターゲットにコシャリのお店を開いたら受けるのではないかなぁと思ってしまう。育ち盛りの学生に腹一杯、炭水化物を食べさせたい
もしくは飲み屋街の外れで小腹が空いた。飲み帰りのお客に食べてもらいたい。

お酒が入ったお客には少し塩気の効いたレンズ豆のスープも付けよう。そして、コシャリを作りながら店端でシーシャを吸って余生を過ごすのだ。そんな老後の計画まで立ててしまうくらいの美味しさ。コシャリ、エジプトに来たら是非是非おためしください。

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