メテオラの風景

ブルガリアからギリシャ・アテネに直接バスで向かうつもりだったが、ホステルで「ギリシャのメテオラがすごい」と言う話を聞き、アテネに向かう途中に寄って行くことにした。同じくバックパッカーでメテオラに行く方と一緒に、バスでまずギリシャのテッサロニキにバスを走らせる。

途中、国境があったが同じEU圏だからか、特にバスを降りることもなく、パスポートを回収しただけで、ブルガリアの出国、ギリシャの入国が完了した。ただ、ギリシャの入国スタンプが異常に薄く、ほとんど見えないことがちょっと気がかりだ。
テッサロニキについて、「メテオラ」行きのバスを探す。

一緒のパッカーさんは英語が堪能なので、チケット窓口やインフォメーションでいろいろ情報を聞いてくれる。自分はその会話の半分も聞き取れていない。やっぱりちゃんと英語を勉強しなくては……。

その情報によるとメテオラには、テッサロニキ – トリカラ – カラムパカ(メテオラ)と、バスを乗り継ぐ必要がある。テッサロニキの鉄道の駅から路線バスで中央バスターミナルへ。そこから、トリカラ行きのバスに乗る。運賃は20ユーロ、ちょっと高い。

トリカラからカラムパカまで2.3ユーロ1時間弱のバス。カラムパカがメテオラのふもとの街で
そこにステイして次の日にメテオラに向かう。天気にも恵まれ、気持ちが良い。

インフォメーションでもらった地図を頼りにまずはカストラキ村に向かう。カラムパカの街から徒歩で40分ほどで到着する民家とカフェなどが点在する小さな村だ。まぶしい日差しの中、ギリシャ国旗がはためいていた。

そこから1時間半くらい歩いたところにあるのが、ルサヌウ修道院だ。

200段ほどの階段を上がるとその建物がある。入場料は2ユーロ、教会堂も見学ができる。

小さな修道院だが本当に大岩の上に建っている。どう建築したのか本当に不思議だ。そこから約20分程歩くとバルラーム修道院。

ここには16世紀の大樽が保管されてる。内容量は13,000リットル、迫力のある樽だ。

日本の年間ビール消費量が一人約47リットルなので、この樽だけで276年分のビールが入る。それはすごい、飲み放題だ。

一生ビール飲み放題!!

バルラーム修道院より歩いて15分。少し高台にあるのがメテオラでもっとも規模が大きい、メタモルフォシス修道院、別名大メテオラ修道院だ。

収蔵品の展示や教会堂、昔食事を作っていたキッチンなどが見学できる。今でこそ階段を昇って入ることができるが、この修道院も1923年までは梯子を登るか網に入り上から巻き上げてもらうかでしか入ることができなかったとのこと。

階段で入ることができ本当によかったと思う。メテオラ全体では6つの修道院を見学することができるが、他の修道院は外から見学しながら、カラムパカに帰ることにした。

メテオラを一周と修道院の見学で約7時間の徒歩の旅。風景が素晴らしいので、全然辛くなく、あっという間に時間が過ぎてしまった。カラムパカの街に戻ったあとのギリシャサラダとギリシャワインが格別に美味しかった。

ギリシャサラダ、乗っているチーズがうまい!ワインは撮り忘れた

メテオラとは元々宙に浮かんでいるという意味を持つ。たしかに山から隆起している大岩は宙に浮いているようで、なんとも、不思議な風景を作り出している。またそこに相当量の労力をかけ修道院を作り、一種異様でもある風景になっていて、見る者を驚愕させる。

その風景の中にいると自分も不思議な何かを得られるような気がするが、さすがにそれはなく飛ぶことできずに山道を歩いた。しかし、普段運動を全くしない自分が約30Kmの山道を歩けたことは不思議なことかもしれない。

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