2011/07/03タイで選挙の投票が行われた
ちょうど選挙戦中の06/11~18日まで
タイの南の国境ノンカーイと
首都のバンコクに滞在していた
日本の選挙戦と大きく違うのが
街中のあらゆる所に候補者の立て看板が
かかっていることだ
国境のちいさなまちノンカーイでも
よく候補者の立て看板を目にしたが
首都のバンコクでは町の何処を見ても
候補者立て看板が目白押しで立てかけられていた

特に交差点などは激戦区で他の候補者ポスターの上に
ポスターが掲げてあったりとポスターだけで
大変なことになっている
これだけのポスターを作って、町中に貼るのだ
並大抵の経済力じゃ立候補できないんだろうなと思う
・選挙ポスターは「捨て看板」と同じ
木材で枠を作り、そこに印刷したポスターを貼り付ける

地方の国道などによくかかっている「捨て看板」と
同じ作りだ、ただ日本の「捨て看板」と違って幅が2倍近く広い
そこに候補者の情報が書いてあるのだが
残念ながらタイ語なので何が書いてあるかわからない
・ポスターデザイン
基本的には
一番上部に「政党名」
中央大きく「候補者写真」「イメージ写真」
下部右に「候補番号」というデザインが多かった
なお、「候補番号」は上部右に書かれる場合もある

候補者写真はまじめな写真が多い
スーツを着たり、制服を着たり
スポーツ選手なのかメダルを持った写真もある

中でもパンダと一緒に写っている候補者は
政策は解らないが何とも興味を引かれる

パンダが可愛い
そのほか、支持者と思われる人が
ピース姿で写っていたり、赤ちゃんだったり
結構自由な写真が使われている

・「投票にNo」
今回の選挙では投票をしないように呼びかける
団体が現れた
「民主主義市民連合」という団体で多くの「NO!VOTE」のポスターを
各地に立てているようだ
この団体はかつて空港を占拠した過去を持つ団体だ
その後、裁判所から撤去命令が出たと聞いていたが
自分がバンコクを歩いて回ったときには
まだまだ「NO!VOTE」のポスターは数多く掲げられていた

「牛や猿のような議員に投票するのをやめましょう」と言う意味で
黄色い目を引くポスターをあらゆるところで見た
投票の是非については何も言えないが
「投票をしないように呼びかける」ポスターとして
センスのあるポスターだなと思う

バンコクの街中では「NO!VOTE」に反対した
「YES!VOTE」のステッカーが屋台やタクシーなど
あらゆるところに貼られていた
・No.5の男
まじめな候補者写真やピース姿の支持者
猿や牛のNO!VOTEのポスターの中に
一際異彩を放つポスターがあった
候補者番号5番「No.5の男」チューウィット氏だ
彼はタイの風俗王でソープランドで財をなした
他の候補者とは出身も変わっているが
ポスターも相当変わっている
一目見たら忘れられないポスターなのだ
「過激なコピー」で見る物の印象に残るなど方法があるが
自分のようにタイ語が読めない場合はその方法は不成立だ
ただ「No.5の男」は自分自身のビジュアルで見せてくれる

とにかく怒っているのだ
大きな選挙ポスターをはみ出して怒っている
ただ強面ばかりを強調しない
ツンの部分だけでなく、軟らかい面もしっかりポスターで表している
ちょっと抱き方がぎこちない気もするが
それが氏の不器用さを表しているのかもしれない

そして、犬も大好きだ
なお、このダルメシアンは本当に氏の飼い犬で
ものすごくかわいがっているとのことだ

このほかにもチューウィット氏の選挙ポスターは
いろいろな種類がある、数時間バンコクの町を歩いて
自分の知っている限りではコンプリートしたと思うが
まだ、他の種類もありそうだ


この写真を撮影した06/18まで撮影して
その後、マレーシアへ出国して07/06に
ミャンマーからバンコクに戻ってきた
選挙が終わったバンコクの町は
ほぼ、選挙ポスターが片づけられていた
普通の町並みになっていた
チューウィット氏について、いろいろ調べてみた
あくまで、選挙ポスターを見る限りでの私見だが
良い方か悪い方かどちらかに国を動かしてくれそうな
そんなバイタリティを感じる
そんなチューウィット氏は・・・見事当選
これからのタイも見逃せない
ちなみにチューウィット氏は
タイで自伝「黄金のバスタブ」を出版している
泡のお風呂にチューウィット氏と水着のお姉さんが
にこやかに使っているという表紙
どこかの出版社で日本語訳して売り出して欲しい
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