ポパイになりたくて(グアム編)

成田から3時間のフライトで
グアムに着く
今年の1月のことだ
外に出ると確かに熱い
冬の日本ではないことは確かだが
家から成田空港まで2時間かかる事を考えると
いまいち距離感覚が分からなくなる

それはともかくとして缶詰だ
缶詰はどこにあるか
それはスーパーマーケットであろう
社員旅行の自由時間に
一人世界最大級のスーパーマーケットKマートに向かった

Kマートについていつも思うことは
広い・(商品陳列が)乱雑な・(商品自体が)でかい
でも現地の方は大きなトラックで大量に買っておく
目の前に生きるアメリカを見ることができる

入り口から入ったらいきなり店員さんに声をかけられ
リモコンで動かす恐竜のロボットを勧められる
50ドル強

GOOD!とかNICE!とか片言の英語でコミュニケーションをとり
最後にSORRY!と言ってその場を離れた
さすがに50ドルは痛いし大きいので持って帰るのが大変だ
それに今日の目的は「ほうれん草の缶詰」だ

ミネラルウォータの什器

缶詰かと思ったらドックフード・キャットフードの什器

スパムいっぱいの什器

なかなか見つからずに日本の電車の中で調べた
ほうれん草の英単語を使って店員に聞いてみる
OK!と什器什器の間を進んで行き
ある場所で指を指している

あった!デルモンテのほうれん草の缶詰だ

99セント日本円で100円ちょっとだろうか
大きなカートに缶詰一つ入れてレジに向かう

ほうれん草の他にも魅力的な缶詰が売っていた
 
鯖とイカの缶詰
ラベルの鯖とイカの絵がリアルでちょっと怖い

とにかく「ほうれん草の缶詰」は手に入れた
さて中身はどうなってるか
それはスーツケースに詰めて日本に持って帰ってから
じっくり味わいたいと思う

ポパイになりたくて(成田編)

ポパイをご存じだろうか?
パパーラパーパパパパーラパー
のテーマソングでおなじみの
アメリカン・コミックの主人公だ

敵役のブルートと恋人のオリーブを巡って
いろいろあってピンチになると
前出のテーマソングとともに
「ある物」を取り出し食べると
いきなりパワーが出てピンチを乗り越える
というのが定石のストーリだ

そのある物とはご存じの「ほうれん草の缶詰」
コミック内では缶詰を握り潰し飛び出たほうれん草を
上手そうに食べていた

子供の頃、よくテレビでポパイのアニメを見ていた
祝日になるとNHKでよく放映していた覚えがある

そんな子供の頃から不思議に思っていたことがある
「ほうれん草の缶詰」って見たことがない
鯖の味噌煮とか牛肉の大和煮とか
野菜系の缶詰だとホワイトアスパラガスとかは知っている
でも「ほうれん草」は見たことがない

そんなことを頭の片隅に置きながら
31歳になっていた
会社員になり社員旅行でグアム行くことになり
スーツケースに荷物を詰めているときに
片隅の「ほうれん草の缶詰」を思い出した

成田に向かう電車の中で「ほうれん草」の英単語を調べた
アメリカに行くなら今までの謎だった
ほうれん草の缶詰を調べなくては

そしてグアム行きの飛行機に乗る成田空港に着いた

今年の1月の事だ